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膣内をきれいに保つ乳酸菌がある

一般的にウォシュレットというように呼ばれている温水洗浄便座ですが、女性がこれを利用することで増えている病気があります。それは「カンジダ膣炎」と言われる膣の中で炎症が起こる病気です。あまり知られていませんが、膣が綺麗な状態に保たれているのはデーデルライン乳酸菌という細菌によって膣を酸性に保ち、悪玉菌や雑菌などから子宮を守っているからです。

 

しかし、ビデを使っておしっこをするたびに洗浄してしまうと、デーデルライン乳酸菌が一緒に排出されてしまいその数を減らしてしまいます。ビデで洗浄しているのに、善玉菌まで洗い流してしまうことで膣の中が中性やアルカリ性になってしまうことで雑菌が繁殖してしまうわけです。つまり、綺麗にしているつもりが逆に汚くしていることになります。

 

さらに危険なのは妊婦の場合は、ビデの使いすぎにより早産や流産を誘発する可能性があるとも指摘されています。早産や流産の原因はその5割〜6割が膣炎によるものだとされており、ビデを日常的にまたは過度に使う傾向にある女性は雑菌に対する抵抗力が低下しているだけでなく、カンジダ膣炎を発症している可能性が高いと言えます。

 

このように自分のために綺麗にしていると思っていても、細菌レベルで見てみると全くの逆効果であることがわかります。便利であること=体に良いこととは限りません、綺麗になること=体が健康になるとも限らないのです。ただ、汚ければいいというわけではありませんが、綺麗にしすぎることが問題となりうるのです。

肛門を洗うのは1日1回で十分です

男性にはお尻が痛いという人が増えています。これはトイレをしたあとに温水洗浄便座でお尻を洗わないと、痛くなってしまうという人たちのことで、肛門周辺が炎症を起こしてしまうことで痛みが出るからです。理由は一目瞭然で、お尻の洗いすぎです。

 

肛門は1日1回程度であれば温水で洗うことは問題ありませんし、痔で悩んでいる人にとっては痛みを緩和する働きもある優れものです。しかし、1日に3回、4回と使ってしまうと肛門付近の常在菌が一緒に洗い流されてしまい、雑菌が侵入して肌荒れを引き起こします。そして肌荒れが悪化すると綺麗にしなければという意識が働き、余計に何度もお尻を洗ってしまいます、中には入浴時に石鹸でゴシゴシと洗ってしまう人もいます。

 

男性が1日に3回も4回も便座に座るのは大便をしているからではなく、小便時にも洋式トイレの便座に座っているからです。男性は便座に座ってしまうと無意識のうちに温水をかけてしまう傾向にあります。それによって上記のような肛門周辺の炎症を起こしていると考えられます。その証拠に女性では肛門周辺の炎症というのはそれほど多くは見られません、女性が小便をするときはビデを使っていて大便の時とは使い分けているからです。

 

お尻が痛いというような症状があるときは、ゴシゴシと洗ったりせず温水を使うのもやめてみてください。しばらくすると炎症が治まってきますので、1日1回程度の使用頻度に止めるようにしましょう。