MENU

抗生物質のメリットとデメリット

風邪などにかかった場合、病院で抗生物質が処方されることがあります。これは抗生物質に細菌の活動を抑制する働きがあり、風邪だけでなく免疫力が低下している場合に、風邪以外の細菌からの攻撃を抑制する働きも併せ持っています。
大事なのは風邪以外の細菌によって、より症状を酷くしないためなのです。抗生物質は体力を回復させるために二次感染を予防しているわけです。

 

ただ、抗生物質にはデメリットも存在すると言われています。それは体の免疫力が抗生物質によって低下するというもので、その理由は免疫システムに関係している通常の細菌に作用して、活動を抑制し腸内細菌による免疫バランスを崩壊させているからと考えられます。

 

他には抗生物質によって常在菌が激減する過程で、耐性菌に変異する可能性も指摘されています。耐性菌は抗生物質などへの耐性を獲得した細菌のことで、容易に死滅しなくなります。
これは、免疫力が落ちてきた際に耐性菌が存在すると抗生物質が効果を発揮できなくなり、二次的な感染を引き起こしてしまったり、治療が長引いてしまうなどが発生します。
耐性菌が増えてくると、通常の薬で対処できなくなってしまいさらに別の薬を投与することになります。そうすると、さらなる耐性菌が発生し多剤耐性菌へと変異していき、人間の手に負えないスーパー細菌になってしまいます。
それらのスーパー細菌が他人に感染したりすると、重症化し治療が困難になります。抗生物質にはメリットとデメリットがあることを理解し、正しく処方する必要があります。

予防接種が免疫に及ぼす影響

免疫力には2種類存在するといわれていて、1つはウィルスやガンを抑え込む働きがあり、もう1つは花粉症をはじめアレルギー反応を抑える働きがあるとされています。
BCGという予防接種は日本人の大半の人が受けている注射ですが、このBCGと免疫力には密接な関係があることが分かってきました。結核菌がアレルギーを抑えているからで、結核菌によって免疫力が強化された結果であるとされています。

 

日本人の大半の人はBCGを受けていますが、その中でも追加免疫を受けた子供たちはアレルギー反応が抑えられています。予防接種によって免疫系が強化されるというのは、本来の目的とほぼ一致していてその功を奏しているといえるでしょう。

 

BCGが免疫力と密接な関係にあることは、その結果からわかってきましたが近年ではアレルギー反応を抑える働きがあるのはBCGや回虫などだけではなく一番大きな働きをしているのが腸内細菌であることが判明しました。免疫システムはものすごいバランスの上に成り立っているわけですが、自分では意識していないレベルで免疫を獲得していることになります。
予防接種は病気にならないために行うものですから、ある種強引に免疫を構築しているわけですが、これらを受けないことによる弊害は計り知れないといっても過言ではありません。子供のことを考えるのであれば、しっかりと予防接種をうけるようにしましょう。