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免疫システムの勉強をしておきましょう

よく免疫力が低下したから風邪をひきやすくなったとか、免疫力を上げないと病気になるよというような話を聞いたりします。
では、免疫というものはそもそもどのうようにして作られるのか知っている人は少ないでしょう。漠然と免疫〜という言葉を使っていることが多いようです。
では、免疫はどのようにして作られるのか見てみましょう。

 

人の免疫を構成しているのは大きく分けると3つに分類できます
・Bリンパ球
・Tリンパ球
・マクロファージ

 

それぞれの免疫細胞には役割があります

Bリンパ球

抗体生産細胞と呼ばれ、ウィルスなどに感染した場合、そのウィルスの情報などを記憶し抗体を生成します。ウィルス専用の抗体が作られることによって、2度目以降の感染を防ぐ働きがあります。
「はしか」などは1度感染すると2回目以降は発病しないのはこの働きによるものです。

 

Tリンパ球

免疫調整細胞と呼ばれ、免疫応答を助ける「ヘルパーT細胞」と、免疫を抑制する「サプレッサーT細胞」、病原体に感染した細胞などを排除する「キラーT細胞」の3種類が存在します。これらの3種の細胞バランスにより過剰な免疫反応を起こしたり、またはその逆の状態になったりすることを制御しています。
さらに「ヘルパーT細胞」にはTh1とTh2があり、このふたつのバランスが崩れたときにアトピー性皮膚炎をはじめとする免疫性の病気を発症します。

 

マクロファージ

貧食細胞と呼ばれ、体内に侵入してきた異物を捕食します。そしてその情報を免疫応答を助ける「ヘルパーT細胞」へ伝達します。

 

これらの細胞とは別にNK細胞という免疫細胞があり、水際でウィルスなどの病原体を攻撃していますが、NK細胞がウィルスに敗北してしまうと上記の3つの細胞が活動を始めます。そうすると発熱や痛みといった症状として表面化してくるのが免疫活動です。